2001/09/16登録
アメリカ・マジソン在住の中村紳一朗さんから、メール数通に渡り貴重な情報を頂きました。 ここで一部紹介させていただきます。
冷凍水餃 |
わたくし、アメリカに来て6ヶ月になるのですが、アメリカの中華とは日本以上に 本物の中華とはかけ離れたものであり、また面料理が少ないので、中華を食べる楽し みも半減しているところでした。ところが先日、街のとある中華料理屋に行ったとこ ろ、となりの亜州人が炸醤面をおいしそうに食べているではありませんか。面はどう やら自作のものでは無さそうですが、でも醤はちゃんと味噌を炒めたもののようでし た。他のものを注文してしまった以上、また次の機会にと思っていますが、もう頭の 中は今度行ったときに食べる炸醤面でいっぱいです。 |
こちらは焼用 |
水餃子といえば、美国では結構普通に中華系食材店はどこでも冷凍の水餃子を豊富に
取りそろえてあり、私の生活の中にも手軽に食べられる食品として定着しております。
こちらでの生活は、日本よりも簡単に中国食材を手に入れることができます。中国酢
もたくさん売っておりますので、水餃子は香酢とともに食しております。中国人はど
こへ行ってもたくさん住んでおりますし、彼らにとっては我々の米と同じくらい必要
性の高いものだからでしょうか・・・。ちなみに写真の味全は台湾系中華食材のメー
カーです。
炸醤面だけでなく、皮から作った餃子を置いてある店など見つけたら、また報告させ ていただきます。でも、炸醤面同様、餃子も美国の中華料理店にはおいてないものな んですよねぇーーー。 |
これまた冷凍水餃 |
実は私、妹が中国人と結婚して北京にいるもので・・・、炸醤面を発見した
喜びを彼女にも伝えたところ、旦那のお母さんが作る炸醤面の情報を知らせてくれま
した。黄醤は家庭では市販のものを使っているそうですが、レストランなどでは独自
に作っているそうです。面は何を使っているか書いてなかったので、機会があったら
聞いてみます。北京のスーパーなどに行くと、生面みたいのが(もちろん白い面)結
構売っていますから、そういうのを使っているのかもしれません。
因みに、じゃーじゃん面の醤は、”黄醤”というものを使う。豚肉の細かくしたの(ひ き肉でもいい)を炒めて、ネギのみじん切りも炒めて、黄醤を入れて、しばらく煮詰 めてできあがり。トッピングする野菜は、きゅうり、大根、もやし、枝豆など。 |
インスタント炸醤面 |
アメリカでは結構、こういうものが売っており、街の中華食材店「亜州」に置いて あると、あっという間に無くなってしまうんです。今日、買い物に行ったらちょっと だけあったので、いくつか買ってきました。「統一」は台湾のメーカーで、妹の話に よると北京にも置いてあるとのこと(写真のインスタント炸醤面の有無は不明)。きっ と台湾でも売っているんでしょう。この製品は台湾製と裏に書いてありました。 インスタントの「醤」が入っているわけではなく、ゆでて水を切った面に粉をかけ てよく混ぜると、炸醤面の炸醤と面を混ぜたときの状態になるというあんばいです。 でも面がラーメンです。台湾系はインスタント米粉とかも出しており、白い粉のイン スタント面は作れると思うんですが。 まあアメリカは本物がなかなか手に入らない場所だし、一方で日本のようにそれに 代わって食べようと思えるものもありませんから、こういったインスタントの食品が たくさん置いてあり、発達するんだと思います。 |
そうですか。餃子はdumplingって言うのですね。 使われてる材料がわかりやすく書いてありますね。 調べたところ、白菜は英語でchinese cabbage。中国語でも白菜。 キャベツはcabbageで、中国語では卷心菜だそうです。
大きな街と違ってチャイナタウンもない所だそうですが、 どうしてどうして、このように袋にごろごろ32個も入れて売っているなんて中国や台湾 のスーパーを思い出しました。日本ではあまり見掛けませんよね。
妹さんが北京在住とのことですので、北京情報も期待して良ろしいでしょうか?