2000/04/05更新
前回の出張から約2ヶ月。そろそろまた中国に行かねば。
2000年3月28日朝、成田を発った。
香港国際機場から2階建てバスに乗り上水に向かう。 |
上水から列車に乗り換え羅湖へ。ここで香港を出てシンセン市に入る。 |
この橋を渡ると中華人民共和国広東省シンセン市だ。
画像右の有刺鉄線のあるほうが香港。 入境後、車で東莞市へ連れていってもらう。 |
ホテルへチェックインした後、
出張先の人達と夕食へ行く。目的の店の道を挟んだ反対側に星餃子館という店をみつけたが、
初日なので、先方の予約してくれていた店で大人しく頂くことにする。
この店のメニューは中国語で書いてあるが、煎水餃子、蒸水餃子(誤植じゃないよ)
があるのが分かった。 |
程なく発泡スチロールに入った水餃子が到着した。それを今いる店で皿に盛りつけて 出してくれた。付けだれも用意してくれるのだ。 なんか申し訳ない気がしたが、こういうことも中国文化なのだそうだ。 |
29日の夜、田部さんと日高さんと日本料理店へ。 茹でたジャガイモの歯ごたえがちゃんと残っている。昔、家でコロッケを作る と衣を着ける前の固まりがうまいのでつまみ食いしたものだった。 冷めてもうまかったな。今は日吉駅前のミヤサカのコロケットを 「私は密かにここのコロッケが世界一だと思っています」が、 ここのは負けてない。 |
30日の昼。これはエイリアンに有らず。日本ではシャコって呼ぶやつです。 日本のが小さすぎるんでしょう? |
すっかり水餃子好きおじさんとして有名になってしまったので、 また注文されてしまいました。 でも残念。スープに入った餃子だぁ。 前回の出張でもこんなの食べたな。 |
最後の夜は、朝鮮族中国人1名と東莞市在住韓国人2人とともに韓国料理店に行く。
この店は韓国人が経営し、従業員は朝鮮系中国人だそうだ。
冷麺は荒川の専門外だが、炸醤麺を追跡する過程で無視できない存在
になって来た。盛岡ではこの両国の料理が名物になっている。
そういえば北京、平壤、盛岡のアジア3大都市は、みな北緯約40度に位置しているな。 てっぺんはゆで卵半分、日式ラーメンのチャーシューのような肉の下の赤いペーストは ひたすら辛い醤。甘辛いコチジャンではない。 |
混ぜるとこんな感じになる。盛岡食道園に近い味だ。
冷麺を食べながら、韓国炸醤麺について聞いてみた。 |
ここの冷麺は細身なれど、なかなかの頑固もの、ひきちぎったり、かみ切る
のが容易で無い。ハサミで短く切る韓国人・李さん。それを見てやはり韓国人の鄭さんは 「冷麺は本来、切らずにこうやって食べるもの」 と、スルスルと口に吸い込むよう食べ始めた。 「盛岡の麺はもっと太いんですよ」 と荒川。 「麺の太さは押し出し機のノズルの径で決まります。色々な太さがありますよ」 と金さん。彼は中国黒龍江省の朝鮮族の村出身だ。
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スーパーにて。 冷凍水餃。 |
「僕が子供のころは中国で働くなんて想像も出来ませんでしたがね」 李さんは語った。 私も短期の出張とはいえ、中国で仕事をするとは思っていなかったな。 |
ホテルに戻る。ここでは日本語の放送は観られない。
小室さんが英語でインタビューに答えてる。香港のVチャンネルの画像。 明日は帰国だ。 |
宿泊した新都会酒店にある中国旅行社の小姐。彼女にバスを予約してもらった。 「働いてお金を貯めて日本に行きたいです」 可愛い流暢な日本語で話してくれた。海外旅行するには高額の保証金が必要らしい。 |
朝、ホテルの部屋から。 |
3月31日朝9時35分、最初乗客は私ひとり。いくつかのホテルをまわり客を乗せる。
大抵台湾人らしい。 このバスは香港機場まで直通なのだがいくつかのゲートを越えなければならない。 まず経済特別区に入るところだが、ここでは係官がバス内に入ってきてパスポートを確認 するだけ。次のシンセンから出るゲートでは一旦荷物を持ってバスから降り、 出境の検査を受けなければならない。バスにのって数分後に今度は香港への入境だ。 ここでも荷物と一緒にバスをおりて通過する。香港機場に着いたのは午後0時30分。 約3時間の行程であった。 更に香港機場で出国審査をうけ、午後3時10分より数分遅れで成田にむけ離陸した。
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