6月の東莞は暑かった

2000/06/24更新

今度の出張はきついぞ。

いよいよ仕事が最後の追い込みに入った。「炸醤麺や水餃子のことはしばらく忘れ、 日程死守のため仕事に没頭するのだ」と心に誓い、2000年6月5日朝、中国に向け飛び立った。

広東省東莞市内にある韓国料理店「高麗城」

出張先の担当者・鄭さんに3度も連れていってもらった (彼が行きたいんだね)。ここの冷麺は辛くて麺も固くて美味しい。盛岡人も満足出来ます。

北京風?鍋の店にて。奥に烏冬麺が見える。

白酒で乾杯(カンペイ)。

カンペイとはさかずきをほすと書く。一気に飲まねばならない。

この夜は3、4杯で勘弁してもらったので事無きを得たのだが・・・・

「水餃子好きの荒川さんのために」と、連れていってもらいました「北特餃子館」。

メニューには水餃子が13種類、蒸餃が8種、湯餃と煎餃が各1種。画像の 鮮肉水餃は2人前。1人前12人民元。

ここのウエートレスは皆黒龍江省の出身とのこと。 広東省には中国各地から働きに来る人がいるが、ここでふるさとの 味と会話を楽しむのだろうか。

炸醤麺もありました。麺は冷やしてない。豚肉は挽肉でなく長さ2センチぐらい の細切れ。値段は6人民元。安い。

一緒にいった香港人二人は、なんと炸醤麺を知らないんだと。 別の日「北戴河餃子」という店でも炸醤麺を食ったが、こちらは5人民元だった。

中国で水餃子と炸醤麺を食べたいなら、「北」がキーワードだね。

キョンキョンも香港で頑張っている。

「首筋しか露出しなかった保守的な日本人が、最近女優でもヌードになる するのはどういうこと?」
「結婚するときは離婚したときの財産の分配について契約しなきゃだめだよ」

料理の鉄人で見覚えのあるおじさんの言葉にたじたじ。

泊まった「新都会酒店」。

東莞の白飯も、一週間も食べていると慣れるもんですね。 「臭い」が「香り」になった。

出張先の会社の飲み会に飛び入り。みんな職場とは大違いだな(大声は一緒だが)。

このビール大皿一気飲み。私もいただきました。白酒がブレンドされて なきゃ良かったんだけどね。

6月20日、ホテルから香港機場へバスで移動。同じ車両が中国では右側を、 香港に入ってからは左を走ることになる。行き来できる車にはナンバーが香港と 広東省のものの2枚付いている。

いよいよ帰国だ。 ありがとう中国人民、がんばれ在中韓国人、日本人。

geminizz@hamakko.or.jp

荒川文治(あらかわ ふみはる)
神奈川県横浜市

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