台湾旅行記

99/07/30更新

荒川です。我が家では餃子といえば水餃子であった。父が北京勤務時代に覚えてきた味を 母が再現した。だが、日本ではなぜか焼いたものばかり。さすがに東京にはメニューに時々見掛ける が、スープに入ったものを出す店が多いし値段も高い。 お湯で茹でただけの水餃子を出せといいたいが、我が家で作っていた水餃子が、実は中国でも一般的な ものでなかったとしたら、 日本の店にそれを望むわけにはいかない。

'99年2月、北京から多数の人が移り住んだ台湾の高雄でついに食べることに成功した。
店は劉家小館。仕事で世話になってる蒋さんに、おいしい水餃子の店ということで連れていって もらった。
家で作っていたものに比べるとやや大きく皮が手作りらしく分厚いが、中身と盛り付けかた食べ方 はそっくり。今度はもうちょっと安い店にいけば機械打ちの小さい餃子がたべられるかもしれない。 台湾ではテレビでよく冷凍水餃子のCMをやっており、ホテル近くのセブンイレブンにも数種類売っている。 やっぱり今でも一般的なのだ(でも北京で確かめなきゃね)。
懐かしい水餃子を食らう荒川。
翌日、旗津という島に行った。フェリーからでてくるバイク達。
これは檳榔。何なんだろう。
店の前に並ぶ新鮮な(生きてるのもある)材料を選んで調理してもらう。 写真中央は台湾在住の日本人岩渕雅彦さん。
台湾のバドガール。台湾には大ビンもある。日本ではサッポロビールしか飲まないが、外国だしね。
台湾での飲食コーディネーター于靜芳小姐(通訳だけでなく 冷めたスープを店にもう一度温め直させたりしてくれたり頼りがいがある)。

 ここは好楽廸KTVというみせ。KTVとはカラオケテレビビデオのことだそうだ。 日本のカラオケボックスとほとんど同じだが。ここの店は選曲をパソコンのような端末でできる(後ろに 写ってるのがそれ)。日本の歌もあったが古い曲ばかり。

これはインスタント炸醤麺。2種買ったけど1個は作り方が読めず 失敗。残りの1個をちゃんと調理しなければと、 この画像をもとに岩渕さんに翻訳してもらいました。

(1)将麺置於碗内、沖沸騰開水。(炸醤請勿放入)
  麺を碗の中に置く、沸騰したお湯を入れる。(炸醤を入れては行けない)
(2)蓋上後放置3分鐘、並将湯料置於湯碗内。
  蓋をして3分置く、ならびにスープの素をスープ碗に入れる。
(3)将麺湯倒入湯碗内直到剰1/3程度。
  麺のお湯をスープ碗の1/3程度入れます。
(4)加上炸醤調味料於麺上。
  麺の上に炸醤の調味料を入れます。
(5)攪拌後即成香噴噴的炸醤乾麺、並可亨受味道鮮美的湯。
  かき混ぜた後香り豊な炸醤乾麺に成ります、ならびに美味しいスープを味わえる事が出来ます。

台湾で食べたかったのは水餃子だけでは無い。炸醤麺も家でたべてたような物は日本では食べられない のだ。

前回はあと一歩というところまでせまりながら食べられなかったが、今回も時間がなかった(毎晩飲んでたため)。 フライトが遅れ、12時間待たされたホテルの売店で、インスタントのものを買った。それが上記。

色と匂いはよく似ていたが、味はインスタントということでコメント出来ない。次回は店で食べたいな。

geminizz@hamakko.or.jp

荒川文治(あらかわ ふみはる)
神奈川県横浜市

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