2001/03/23登録
さすが麺のふるさと中国。ネットで仕入れた知識によると、時に炸醤麺の麺は刀削麺であるという。
刀削麺とは、片手に小麦をこねたかたまりを持ち、もう一方の手に持った包丁で沸騰した湯に直接 削ぎ落とすという製法で作られる。そのパフォーマンスの高さ故か、 東京にもその実演を見られる店が何軒かあるそうなのだが、残念ながら私はまだ行っていない。
2001年3月21日、高雄出張最後の夜、ついに念願の刀削麺屋へ行くことが出来た。 前日、出張先の会社の人に「炸醤麺の刀削麺を食べられる店は無いかな?乾麺(スープの無い麺) だよ」と尋ねて、調べてもらっていたのだ。 店名と地図を頼りにホテルから10分ほど歩くと確かに目的の店があった。しかしそこは、あいにく休業。 確か向かいにもあると言っていたような・・・。 あ、良かった。あった。 |
酢醤麺?同じ「乍」じゃが、私の求めてるものなのだろうか? 大丈夫。今夜は心強い味方を連れてきた。北京語に堪能な同僚の田口さんだ。 聞いてもらったところ、やはりジャージャー麺のことのようだ。 |
「削るところを見なければ」と思ったのだが、麺はこの袋の中に入ってるのだと言う。 これは「ウーロンメン」。烏龍麺とは、一度湯で上げたものを袋に入れた麺のことだと思っていたのだが・・・。 これはしっかり打ち粉が残っている生麺だ。 |
こっちが刀削麺。 うーん。形状はそんな感じだが、これは機械製麺なのではないか? |
刀削麺をチョイスし、茹でてもらう。 来ました酢醤麺。麺は茹でたあとに冷やしてはいない。 みその中は干豆と豆、肉少々。 上にはきゅうり。幅が広く、厚さも一定でなく、実にコシが強い。 これは「大」で45台湾ドル。 |
何と、サービスで水餃子を3個ずつご馳走してくれた。
顔に「水餃子食いたい」と書いてあったのだろうか? 美味しいので更に10個頂きました。1個3台湾ドル。 ごちそうさま。 |
店の奥さんと記念撮影。 また来ます。
霆園麺食店 |