中華人民共和国・北京市−2
北京で在邦人向けの「SUPER CITY」と言うフリーペーパーの編集部にお勤めの大平一平さんより寄贈された袋です。実は、SUPER CITY11月号の天津の特集で、天津甘栗袋美術館が紹介されました。その時のメールのやりとりで甘栗の袋が有りましたら寄贈をお願いしたところ早速送っていただきました。この店の甘栗の製品名は「香栗香」です。読みは「しゃんりんしゃん」昔、日本で売られていたシャンプーの名前のようです。ちなみに中国語でシャンプーは「香波」と書きます。シャンプー の音を漢字に当てはめた物で、頭を洗った後の良い香りが波のように伝わってくるような良い字を当てはめています。 |
最近の発展激しい中国沿岸都市の甘栗の袋に比べると単色印刷で文字ばかりのシンプルなデザインです。 さすがに時代遅れの活版印刷ではなくオフセット印刷で刷られています。しかし、相変わらず医食同源の国らしく栗の効用が《本草綱目》からの引用が書かれています。面白いのは、下の忠告で電子レンジで暖めるときの美味しく食べられる秒数が書かれています。 収集日 2005年11月末 収集場所 北京地下鉄「崇文門」の駅を出たところ 価格 10元 寄贈日 2005年12月13日 寄贈者 「SUPERCITY」編集部大竹一平さん |