兵庫県−3
友人の田中丈晴さんが神戸出張の時に買って寄贈していただいた 東栄商行の袋です。南京町で売られていたそうです。赤と黄色は甘栗袋の定番色ですが、中央の切り絵、中国では剪紙 jian3
zhi3 と呼ばれています。 普通、日本で売られている甘栗の袋なら、パンダとか万里の長城、籠に盛られた栗などのイラストですが、 この袋は草の束を持った女の子の切り絵がとても珍しいです。何となくこの切り絵が先にあり、この可愛い切り絵を袋のデザインに使おうと企画されたもののような気がします。 |
表面に栗の内容量を手で書き込むための窓を開けてあるデザインはとても珍しいものです。当館ではたくさんの甘栗袋を収蔵していますが、内容量を書き込むための窓を開けているのはこの東栄商行の袋ぐらいだと思います。 サイズ幅153mm 長さ289mm 収集日2007年1月26日 400g500円 寄贈者 田中丈晴 さん 展示日 2007年2月27日 |