神奈川県−27

 リニューアル以前に展示していた袋を再スキャニングして展いたしました。どこの街にでもあるような普通のスーパーマーケットで購入したものですが、その売り方は、とてもおもしろく下段の袋に真空パックされた甘栗に値札をつけ売り場に並べられていました。その脇「ご自由にお持ちください」と記されて上段の袋が置かれていました。
 この甘栗を製造したメーカーも律儀に袋を付けて納品し、販売したスーパーも律儀に同梱された袋を売り場に並べたわけです。製造者も販売者も天津甘栗は、紙の袋に入れて売られているもの と言う定義が頭に染みついているようですが、購入する人たちは、後でゴミとして捨てるのがいやなのか 誰も紙袋を持って行きませんでした。そんなわけで、展示している紙袋は、未使用で折り目すらありません。
 紙袋を持って行かない人の為か真空パックの袋にも必要事項が記されています。
 紙袋のデザインは赤・黄・緑の3色のインキを使ったデザインで周りを囲む雲龍模様が赤字にかかったところが白く抜かれているデザインがおもしろいです。
 3色のインキで印刷されたと書きましたが栗の茶色は
と思われるかもしれません。この茶色は赤と緑のインクを重ね合わせて印刷します。

サイズ 幅143cm 長さ270cm
購入日 2000年10月27日
購入場所 横浜市神奈川区反町駅近くのスーパー
購入価格 248円(税別)
購入者 森田弘之


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