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平成24年度事業報告
 (平成2441日から平成25331日まで)

1 事業の状況

(1) 事業の概要
   当財団は、横浜市内にある大学及び研究機関において研究に従事する者(大学院生を含む )に対し、研究費の助成等を行うことにより、学術及び教育の振興を図り、広く学術・文化の発 展に寄与することを目的としております。公益財団法人の認定を受け第2期事業年度になりますが、当期においては、42名に対し、総額759万円の助成を行いました。また、大学生、市民等約170 名を対象とする学術講演会を実施しました。

(2) 研究者に対する支援事業
  事業分野別にみた各事業の実施状況は次のとおりです。なお、助成の対象となる者及び助成額については、公募による候補の中から有識者からなる選考委員会に諮り、選考基準及び予算割当て額に則り決定しています。

① 研究助成事業
   社会的要請の強い研究活動、先駆的・独創的な研究活動等に対し研究費を助成する事業で、当期においては20名に対し、総額500万円の助成を行いました。
  ② 出版刊行助成事業
   学術教育の振興に貢献すると思われる出版物に対し刊行費を助成する事業で、当期においては3件に対し、総額100万円の助成を行いました。
  ③ 海外渡航費助成事業
   国際学術会議で発表する場合、大学又は研究機関が出張扱いとする海外派遣に対して渡航費を助成する事業で、当期においては19名に対し、総額159万円の助成を行いました。 
【助成金受給者一覧】 

(3) 研究成果報告書の刊行
   平成23年度に助成した研究を中心にその成果報告を収録した「平成23年度助成研究等報告書」を平成247月に刊行しました。

(4) 学術講演会の開催
   大学生及び市民等を対象とする学術講演会を開催しました。
  日 時: 平成241012日 午後230分~午後4
  会 場: 横浜市立大学八景キャンパス カメリアホール
  講 師: 関野吉晴(探検家、医師)
  テーマ: グレートジャーニー ~人類太古の旅、そして未来へ~
   聴講者:大学生約120名、市民約40名、その他関係者10名  

2 期末正味財産の残高
  当事業年度の末日における正味財産の残高は326,024,752円です。 
 
  【貸借対照表はこちらから】