◆ 平成26年度に助成を受けた研究課題
「小脳プルキンエ細胞の軸索起始部形成におけるMTCL1タンパク質の役割」
◆ 2017年に発表した論文タイトル 研究対象とした「プルキンエ細胞」
MTCL1 plays an essential role in maintaining Purkinje neuron axon initial segment
◆ 著者:Satake T, Yamashita K, Hayashi K, Miyatake S, Nakano M, Doi H, Furuta Y,
Shioi G, Miura E, Takeo Y, Yoshida K, Yahikozawa H, Matsumoto N, Yuzaki
M, Suzuki A.
◆ 雑誌:The EMBO Journal (2017) 36: 1227-1242
◆ 横浜市立大学のウェブサイトでの紹介ページ
http://www.yokohama-cu.ac.jp/res_pro/news/10170324.html
<新井先生からのメッセージ>
東京大都市圏郊外の地方自治体の政治・行政について、おもに議会資料を用い、その地域的特徴を明らかにする研究を行っています。貴財団より出版刊行助成をいただけたことで、政治・行政地理学という耳慣れない分野の本を、社会科学系で実績の高い出版社から刊行することができました。地理学の学会でも刊行助成は行われていますが倍率も高く、その一方で貴財団の助成は横浜市内の大学に在勤の非常勤講師にも門戸の開かれている大変ありがたいものでした。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
<楠田先生からのメッセージ>
知的障害者雇用について研究しております。平成26年度に研究助成をいただき、特例子会社を対象に、知的障害者雇用に関する質問紙調査、現地取材を実施することができました。
この実証を土台のひとつとして、学位請求論文「知的障害者雇用において特例子会社に期待される役割」を提出し、平成27年度、博士号(学術)を横浜市立大学より授与されました。
さらに、平成28年度には刊行助成をいただき、上記博士論文を学術研究出版より上梓することができました。
これらの実績により、おかげさまでこのたびハワイ大学障害学センターより招聘を受け、平成29年度秋学期one semesterを visiting
scholarとして共同研究する予定です。
貴財団からの助成に心より感謝する次第です。
<柿崎先生からのメッセージ>
2013年度に貴財団の出版助成をいただいて京都大学学術出版会より出版された『都市交通のポリティクス バンコク 1886~2012年』が、2015年3月に第40回交通図書賞(歴史)を受賞することができました。現在学術書の出版環境は大変厳しく、貴財団の出版助成をいただけなければ出版は実現せず、このような賞をいただくこともできませんでした。改めて御礼申上げます。
◆ 著書に関する京都大学学術出版会のサイトはこちらです。
◇ 柿崎先生の受賞歴及び過去5年間の主な研究業績はこちらです。
横浜市立大学大学院 生命ナノシステム科学研究科助教関本奏子さんは、平成18年度に
「研究助成」、平成21年度と26年度に海外渡航費助成を受給しています。
これまでの研究成果に対する受賞歴についての情報です。
<研究成果に関する最近の主な受賞歴>
(※2006年からの受賞歴一覧はこちらから)
1.
Jan D. Skalny’s
Award (the Best Oral Presentation Award), “Ionization of organic compounds
using negative atmospheric ions formed in atmospheric pressure corona
discharges”, 19th Symposium on Application of Plasma Processes (Vrátna,
Slovakia, January, 2013)
2.
2009年度横浜市立大学 学長賞,横浜市立大学(2010年3月,横浜)
<参考:研究成果の商品化(横浜市立大学ウェブサイトより) >
共同研究による成果―アンビエントイオン化質量分析における世界最小のイオン源が販売開始―