中華人民共和国・北京市−1

天津甘栗袋美術館初めての収蔵品
中華人民共和国の首都北京の甘栗の袋です。天津に
語学留学していらっしゃったHawmayさんが北京に行か
れたときに購入して寄贈いただいたものです。茶色の
再生紙の様な紙になんと凸版印刷つまり活字で印刷
されています。字の部分が凹んでいることから、相当
な圧力を掛けて印刷されたものと思われます。
日本では、最近名刺のような小さいものでもオフセット
印刷なのでとても珍しく思いました。
寄贈日 2001年1月16日 寄贈者 Hawmay
 名古屋の老舗 今井総本家が中国北京で出店している甘栗の袋です。この袋は、今井総本家の社長さんから寄贈を受けました。袋には、中国での甘栗の呼称である糖炒栗子や板栗の文字が見あたらず 北京本家甘栗という呼称で売られています。他の地元甘栗との差別化で 日本のもの と言うことを強調しているようです。僕も以前上海で中国人経営の店で甘栗を買いましたが、割れていたり石が入っていたりで美味しくありませんでした。北京でも日本と同じように選別をして売れば売れると思います。
 裏側には、中国人むけに本草綱目の栗の効能が書かれています。やはり医食同源のお国柄、嗜好品にも効能を求めるようです。下には、中国の店のレジ脇によくおかれている 名刺 を貼っておきました。もし、北京旅行中に美味しい甘栗が食べたくなったら訪れたらよいと思います。
寄贈日 2002年10月18日
寄贈者 今井総本家 今井康幸 様

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